Death is certain ,Life is not
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Posted by ymd
 
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Ulver“Nattens Madrigal - Aatte Hymne til Ulven i Manden”(1996)
あおーん


Rating:9.4/10
Track List
1. Hymne I - Wolf And Fear
2. Hymne II - Wolf And The Devil
3. Hymne III - Wolf And Hatred
4. Hymne IV - Wolf And Man
5. Hymne V - Wolf And The Moon
6. Hymne VI - Wolf And Passion
7. Hymne VII - Wolf And Destiny
8. Hymne VIII - Wolf And The Night

ノルウェーのブラックメタルバンドの3rd。
ブラックメタルの名盤として名前が挙がることが多いのは
1stの方ですが、この3rdも名盤と言われてますね。

柔らかさすら感じられた1stとは打って変わって、
本作は完全なプリミティブブラックとなってます。
もう#1が始まった瞬間に唖然とします。
音質は悪いなんてものじゃなくて極悪。
プリミティブと言ってもDarkthroneのように籠った感じではなく、
ディストーションがかかりまくってガリガリ鳴ってるギターが
前面に出たプロダクションでして、ヘッドホンなんかで
大音量で聴くとマジで耳がやられそうになります。

しかしその極悪ノイズに耳が慣れてくると、
今度は荒涼とした美しいメロディが聞こえてきます。
アコギやピアノまで使ってノイズの嵐の中から叙情性を
滲ませてる感じですね。
浮かんでくる光景はインナーの写真のような寒々とした北欧の夜の森。
俺は行ったことありませんけどね。
ボーカルも獣性剥き出しでおっかないです。
インナーのメンバー写真も怪し過ぎるので必見。
メンバー5人全員とも確実に森の中で人喰い殺してそうなのですが。

叙情性の中にブラックメタルとしての凶暴性が潜んでた1stと、
邪悪な中に叙情性が見え隠れする本作に、フォーク成分のみを
抽出した2ndを併せて三部作とも言われますね。
1stと本作とは鏡みたいな対称性があるようにも思います。
3rdが飛び抜けて狂っていることは確実ですけど。
このアルバムで聴かれるノイズまみれのプロダクションが、
後に完全にブラックメタルを脱却し、エレクトロニカ/アンビエント
方面に傾倒していった彼らの試金石になったようにも考えられます。

限りなく聴き手を選ぶサウンドですが、プリブラ好きなら聴いて
おいて損はないでしょう。極悪なプロダクションですが、
不思議と最後まで聴けてしまいますし、独特の中毒性があるようにも
思います。この作品もノルウェイジャンブラックの一つの極致である
と言えるのではないかと。

オフィシャル
Myspace

ちなみに脱ブラック後の試聴先はこちら
Posted by ymd
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[CD review]  thema:HR/HM - genre:音楽
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