Death is certain ,Life is not
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted by ymd
 
[スポンサー広告
犬村小六"とある飛空士への追憶"(2008)
追憶

所謂「文学」と呼ばれる小説と「ラノベ」の違いって、
個人的には「ハードロック」と「メタル」の違いのようなもんだと思ってます。
でもやっぱり 文学>>超えられない壁>>ラノベ っつう意識は
未だにラノベ読者、非ラノベ読者共通のようでして、
「ラノベばっか読んでるような奴は読書家とは言えない!」ですとか、
「この作品はライトノベルの域を超えて文学の域に達している!」とかね。
ラノベ愛読者においても「ラノベは純文学の劣化版」という意識があるということなの
ですかね。
まぁ、そんなことをこの作品のカスタマーレビュー見ながら思ったわけです。

TRPG者としては、犬村小六氏は「レヴィアタンの恋人」よりも、ナイトウィザードの
ノベライズ版を書いてた人って認識の方が強いです。後者の評判は非常に微妙
なようですが、本作は割りと各所で絶賛ムードでございますね。
いや、確かに面白かったですよ。第二次世界大戦辺りの雰囲気をモチーフにした
世界観は好きですし、何と言っても空戦の描写がかなり読み応えあります。

お話の方は「身分違いの恋」がテーマということで、非常に綺麗にまとめられてると
思います。思いますけど、逆に綺麗にまとまり過ぎてる感が強過ぎるのがどうにも。
モチーフが「ローマの休日」だと言うのなら、最後の最後にファナとシャルルが再会する
展開とかもアリだったんじゃないのかなぁ。いや、そうするとベタな終わり方に輪をかけて
陳腐になるというのは分かるのですよ。でもどうせベタな話ならばもっとベッタベタに
しても良かったんじゃないんでしょうか。報われないなら報われないで、ラストはもう少し
別のかたちでカタルシスか、そうでなければカタストロフが欲しかったというか。
起きないから奇跡って言うのか起きるから陳腐って言うのかあーもう。
いや、面白かったんですがね。やはり好きにはなれんなぁ。
Posted by ymd
comment:0   trackback:0
[漫画・小説とか
comment
comment posting














 

trackback URL
http://culthouse.blog101.fc2.com/tb.php/231-4fdc3c47
trackback
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。